ここでは仏事やその他仏教にまつわる事を少しずつ紹介していければと思っています。
法事・・・遺された者が故人を追想し、その死をどのように受け止めるか・・・。
生者が死者と心を通わしながら、親しい人を喪った悲しみをいやす。その中で、自らの人生を見つめ直す。
自分が今生きていること、親から子へ、子から孫へ命を継承する。
先祖を意識することで、この世における自分の存在を認識する。
私たちは、命の遥かなる根源へ立ちかえり、永遠の仏さまの命に安らぐ。
故人がこの永遠なるものの中に安住し、包まれて生かされていることを実感する。
残されたものとなき人が思いを分かち合う機会
我が頭(こうべ)は父母の頭(こうべ)
我が足は父母の足
我が十指(じっし)は父母の十指(じっし)
我が口は父母の口なり
(日蓮聖人のお言葉)
法事は―受け継がれてきた「いのち」の一人として、あなたが行うつとめ。
法事は―伝えていく「いのち」のひとつとして、あなたが果たすやくめ。
法事は―家族の大切さに、あなたが気づくとき。
法事は―親族とのつながりの大きさを、あなたが想うとき。
法事は―仏さまの「やさしさのシャワー」を、あなたが感じるとき。
法事は―日蓮聖人と南無妙法蓮華経に、あなたがふれるとき。
法事はご先祖さまの日。
今日一日のあなたの功徳を、ご先祖さまへプレゼントする日。
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